住宅のデザインに決まりきったかたちはない。

設計のよりどころとなる要素

それは、周辺環境、光、風、クライアントの個性が異なれば、

空間フレームが変わり、素材が変わりディティールが変わるから結果としてつくりだされる変はおのずと変わる。

そこに込められた本質は一不動のものがある。

心地よい暮らしができる空間であること。

時間の蓄積を美しくする設計。

シンプルで上質なデザイン。

それは、ひとめ見れば容易に感じとれる本当に必要な価値観と設計コンセプトが桜庭で分かちがたく結びついていること。

それが、良い家造りにおける本質ではないだろうか。

心地いい空間の選択は自由でいい。